unitone v13.0.0 の概要
アニメーション関連機能の追加に加え、エディターの表示を少しでも軽快にしたいのと、データの持ち方を整理するために内部の処理をかなり書き直しました。もしその影響で不具合がでるようでしたらすぐに調査・修正したいと思いますので、お気軽にご連絡ください…!
機能追加
- パララックス機能を追加
- スクロールアニメーション機能を追加
変更
- エディター上のレンダリングを減らすために内部の処理をリファクタリング
- unitone 独自ブロックサポートのリファクタリング
- unitone が独自実装していたテンプレートパーツの置換機能を廃止
getEditWrapperProps()
の使用を廃止し、useBlockProps()
を使った形に置き換えclassnames
ライブラリをclsx
ライブラリに変更
不具合の修正
- 取得したパターンライブラリーのデータがおかしいときは保存しないように修正
- 編集画面でブログカードが正しく表示されない場合がある不具合を修正
パララックス機能を追加
スクロールしたときに、ページのスクロールと若干異なるスピードでスクロールさせるパララックス機能を追加しました。
下記のブロックで設定できます。
パララックスが利用可能なブロック:デコレーター、フレーム、画像
パララックスを設定したいブロックを選択 → ブロックの設定パネルを開く → スタイルタブをクリック → アニメーションパネルから設定できます。
スクロールアニメーション機能を追加
ページをスクロールして、その要素が画面に入ってきたときにアニメーションが発火して要素が表示される機能を追加しました。
下記のブロックで設定できます。
スクロールアニメーションが利用可能なブロック:セクション、レイヤー、デコレーター、フレーム、画像
スクロールアニメーションを設定したいブロックを選択 → ブロックの設定パネルを開く → スタイルタブをクリック → アニメーションパネルから設定できます。
unitone 独自ブロックサポートのリファクタリング
独自ブロックサポートは、unitone の独自ブロックが共通して持っている設定のことで、「間隔」「パディング」「最大幅」等があります。その独自ブロックサポート部分について、「レンダリング数を減らす」「属性値の持ち方を整理する」ためにリファクタリングをおこないました。
属性値の持ち方の整理
WordPress のブロックは何かを設定すると、{"aspectRatio":"16/9", "backgroundColor":"unitone-dark-red" }
のような形式で設定値が保存されます。
通常、デフォルト値と設定値が同じ値である場合は設定値は保存されないのですが、unitone の独自ブロックサポートを使った設定ではそこが曖昧になってしまっていました。今回全体的に見直しをおこない、デフォルト値と設定値が同じである場合は値を保存しないように統一しました。
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