unitone v8.0.0 の概要
機能追加
- ブロックのアウトラインを表示・非表示する機能を追加
.entry-content
を、投稿コンテンツブロックを使っていないテンプレート(例:アーカイブテンプレート)にも追加
変更
- WordPress 6.4 対応
- エディターでの CSS の詳細度の調整
- 各ブロック用 CSS を1ファイルに連結→各ブロックごとに分割
- レスポンシブグリッドブロックの「カラムの最小幅」のデフォルト値を 250px → 240px に変更
- ボタンブロック用の CSS をリファクタリング
- 左ヘッダーページレイアウト用の CSS をリファクタリング
- 右サイドバーありページレイアウト用の CSS をリファクタリング
- グローバルナビゲーションの初期リストを、ダミー項目から固定ページの一覧に変更
- サイドバーありレイアウトのときは、フロントでは全幅幅広が無効化されるように変更
不具合の修正
- 子ページの一覧ブロックで、親ページを変更しても設定パネルにある親ページのタイトルが更新されない不具合を修正
- web フォント使用時に、段落ブロックに何も入力せずにエンターを押すと1文字目の文字が入力されてしまう不具合を修正
ブロックのアウトラインを表示・非表示する機能を追加
ブロックツールバーに、ブロックのアウトラインを表示・非表示することができるボタンを追加しました。
unitone は単一の役割を持つレイアウトプリミティブなブロックでレイアウトを組むため、ブロックの入れ子が深くなりがちです。リストビューやブロックのパンくずリストで階層構造は確認できますが、そんなにしっかりした確認までは必要なくても、ぱっと視覚的にアウトラインが確認できると便利かなと思い、この機能を追加しました。
.entry-content を、投稿コンテンツブロックを使っていないテンプレート(例:アーカイブテンプレート)にも追加
投稿エディターで入力したコンテンツを出力する投稿コンテンツブロックには .entry-content
というクラスが付与されるのですが、アーカイブページや404ページなど、投稿コンテンツブロックを使用しないページの場合は .entry-content
が付与されません。アーカイブページのループ部分や404ページのメッセージ部分もそのページのメインコンテンツなわけですが、.entry-content
が無いのでコンテンツ部分にだけ適用される CSS を書きたい、のようなときに不便です。
そこで、投稿コンテンツブロックを使っていないページの場合にも、メインコンテンツ部分には .entry-content
が付与されるようにテンプレート&デフォルトテンプレートパーツを調整しました。
※テンプレートやパーツをカスタマイズ済みの場合はこの変更が反映されない場合がありますのでご注意ください。
各ブロック用 CSS を1ファイルに連結→各ブロックごとに分割
ブロックテーマは「そのページに使われているブロックの CSS ファイルのみを読み込む」という動作をします。unitone は各ブロック用の CSS ファイルを1ファイルに連結していたため、「そのページに使われているブロックの CSS ファイルのみを読み込む」という機能の恩恵にあずかれない仕組みになっていました。今回のアップデートで「そのページに使われているブロックの CSS ファイルのみを読み込む」ことができるようになりました。
※一部各ブロックで共通的に利用される CSS については、常に読み込まれる CSS に記述をしています。
サイドバーありレイアウトのときは、フロントでは全幅幅広が無効化されるように変更
ページがサイドバーありレイアウトの場合、メインカラムの幅が狭いため全幅・幅広の指定があまり意味をなしません。ただ、全幅・幅広用のクラスが追加されるために、サイドバーありレイアウトのとき用に CSS の上書きが微妙に必要になったりしていました。
そこで、サイドバーありレイアウトのときはフロントでは全幅・幅広用のクラス(.alignfull
、.alignwide
)が出力されないように
テンプレート&デフォルトテンプレートパーツを調整しました。
※テンプレートやパーツをカスタマイズ済みの場合はこの変更が反映されない場合がありますのでご注意ください。
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